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製品の選び方ガイド その12 エピPointとSPORTS ELBOW STRAPの違いについて
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2024-01-29
バウアーファインド社の製品は各関節や部位・用途にあわせて様々な製品を用意しています。
ここでは、お客様から問い合わせの多い製品の選び方についてお知らせしていきます。
第12回は「エピPoint」と「SPORTS ELBOW STRAP」について
エピPoint
エピPointはとくに前腕の膝関節周辺部にピンポイントにアプローチすることができるサポーターです。
5POINTシリコーンパッド
エピPointは単純にストラップのみで圧迫を加えるのではなく、5つの突起部を持ったシリコーパッドを内部に搭載しています。
このシリコーパッドが面ではなく点で痛みのでる部位に集中的にアプローチすることができ、適切なコンプレッションを加えることで心地よく刺激します。
また、パッドは取り外しができるようになっており、位置を移動して痛みの出る部位にあわせることができ、また肘の内側、外側どちらにも使用が可能です。
面ファスナー
エピPOINTの面ファスナーはマレオTrainSにも使用されている、はがれにくいものファスナーを使用しています。
表面がフックのような形状をしているので、横方向への力には引っかかるように抵抗することではがれにくく、はがす際には簡単にはがせる構造になっています。これにより、運動時に筋肉が収縮してもゆるむことなく、ストラップのズレを防ぎます。
SPORTS ELBOW STRAP
一方のSPORTS ELBOW STRAPは製品のコンプレッション度合いをBOAダイヤルシステムに行う画期的な調整方法を採用しています。
BOAダイヤルシステム
BOAダイヤルシステムはスキーやスノーボード、ゴルフのシューズなどに広く使用されているシステムです。ダイヤルを回すことで簡単に締め付けることができ、弛みにくいという特徴があります。
SPORTS ELBOW STRAPに採用されているのはボタンを押し込むことでロックし、そこからダイヤルをまわすことで締め付けできるようになっており、ロックを外すことで緩めることができます。(ダイヤルを回してゆるめることはできません。)
BOAダイヤルを採用することで緩みにくく、ストラップのズレを防ぎます。
5POINTシリコーンパッド
SPORTS ELBOW STRAPも5つの突起部を持ったシリコーパッドを内部に搭載しています。適切な部位に集中的にアプローチすることができ、適切なコンプレッションを加えることで心地よく刺激します。
同様にパッドは取り外しができるようになっており、位置を移動して痛みの出る部位にあわせることができ、また肘の内側、外側どちらにも使用が可能です。
どちらを選べばいい?
他のサポーター製品と違い、メディカルラインであるエピPointとスポーツラインであるSPORTS ELBOW STRAPに関しては生地に大きな違いはありません。また、シリコーパッドも同様のものを使用しており、こちらも大きな違いがありません。
大きな違いはやはり締め付けるためのシステムの違いです。BOAダイヤルは締め付けが緩みにくい画期的なシステムですが構造上、ボタンが前腕部から少し出っ張っています。スポーツによってはこの部分がぶつかってしまって邪魔に感じたり、ぶつけて破損してしまう可能性もあります。
ただし、片手で簡単に調整できるので、装着が容易です。
エピPOINTは比較してスリムな構造になっているため運動時にもあまり気になりません。しかしストラップを引っ張って調整しなければならないため、片手では難しい場面もあるかもしれません。
装着・調整の方法と運動時に邪魔にならないかが選ぶポイントとなります。
まとめ
- 装着や締め付け度合いの調整を簡単にしたい場合は「SPORTS ELBOW STRAP」を選択
- 運動時に邪魔にならないスリムのものを使用したい場合は「エピPoint」を選択
(あくまで目安ですので、実際の商品で是非お試しください!)