本記事はBAUERFEINDメーカーサイトからの転用で日本語訳にしたものです。原文はこちらからご確認いただけます。

ゴルフアームは、アスリートだけの問題ではありません。
仕事や日常の活動中に頻繁に繰り返し負担がかかると、医学的に正しい用語で「内側上顆炎」と呼ばれる状態になることがあります。痛みを伴う刺激があり、上腕骨の筋肉付着部に炎症が起きるため、動作にかなりの制限を受けることになります。
ただし、この症状を早期に治療すれば治癒の見込みは良好で、ほとんどの場合、手術は必要ありません。

ゴルフアーム（上腕骨内側上顆炎）はどのように始まる？

上腕骨の肘の端には、筋肉が付着する 2つの丈夫な丸い突起 (上顆) があります。
その内側には、3つの筋肉が一緒になって上顆の大部分を覆っています。

肘関節と手首を越えて手のひらまで伸びる 2つの細長い筋肉、これらの筋肉が緊張すると、両方の関節の屈筋として機能します。
3つ目の筋肉は、内側上顆から橈骨まで伸び、前腕を内側に向けます。

筋肉と骨のつながりを表す腱は、特定の活動中に大きな負担がかかります。

たとえば、ゴルフでドライバーを打つとき、衣服を絞るとき、重いものを持ち上げるときなどです。「無理な姿勢」での作業や、デスクに座ってこれらの筋肉ゾーンに頻繁に繰り返される衝撃力をかけると、ゴルフや登山をするときに腕がうまく働かないことが起こるのです。

これらは、最初は気付きにくい小さな損傷（微小外傷）を引き起こします。
ゴルフアームの場合、激しい活動を定期的に継続すると、痛みや炎症性変化が徐々に現れてきます。

典型的な症状 – ゴルフアームの見分け方

ゴルフアームの初期段階、最初は負担のかかる活動中にのみ肘の内側に痛みが生じます。
この痛みはすぐに治まることが多いため、この段階ではほとんど誰も医師の診察を受けません。

しかし、この負担が続くと、症状は時間とともに悪化します。
痛みはますます早く現れ、長く続くようになります。

影響を受けた筋肉の付着部は圧力に非常に敏感で、熱く感じますが、これは紛れもない炎症の兆候です。遅くともこの時点では、治療を受けずに放置すると症状が進行し、慢性化する可能性があるため、症状を感じた人は医師に相談する必要があります。

さらに、安静時やわずかな負担でもすぐに痛みを感じるようになり、腕の通常の使用がしにくくなり、著しい制限が生じます。この段階では、上腕や前腕に広がる痛みは珍しくありません。

ゴルフアームの治療方法はありますか？

ゴルフアームの治療は、患部の組織を保護し、炎症を抑えることが主な柱となります。
通常、10件中9件は手術の必要はありません。保存的 (非外科的) 治療で症状がよく改善するからです。
炎症を起こした筋肉付着部を回復させるためには、まず痛みを和らげることが重要です。軽症の場合は、腕を保護するだけで治癒することがよくあります。抗炎症軟膏も治療に役立ちます。

理学療法や物理療法の分野や以下の様々な方法も、回復を促します。

• 電気療法、特にイオントフォレシス（直流電流を用いて皮膚の下に抗炎症性および鎮痛性の軟膏を注入する）
• 超音波療法
• 非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs、炎症を抑えて痛みを和らげる）の局所注射
• ボツリヌス毒素（ボトックス）を患部の筋肉に注射して筋肉の牽引力を軽減する
• 影響を受けた筋肉の付着部に対する手技による治療（Cyriax による横方向摩擦マッサージ）
• 該当する場合は、姿勢矯正やあまり負担のかからない運動の指導を伴う理学療法の運動
• 氷嚢や冷気を局所的に短期的に当てるなどの寒冷療法（凍結療法）

ただし、患部の腕を完全に固定する必要があるのは、まれなケースに限られます。痛みの少ない運動や、ストレスの少ない活動での腕の通常の使用には、治癒効果があることが実証されています。

ゴルフアームにサポーターが役立つ理由

エピPoint のようなコンプレッションサポーターは、付着部の筋肉の牽引力を減らして負荷を軽減することを目的としています。炎症を起こした筋肉の付着部に優しい圧力をかけると、炎症による症状も緩和され、局所の神経や血管への圧力が軽減されます。

01. 5ポイントシリコーンパッド
02. コンプレッションの調整
03. 前腕部へのアプローチ

可動性が維持されるため、日常の活動に使用できます。
突起 (パッド) 付きのクッションは、炎症を起こした腱付着部にピンポイントでアプローチして損傷した筋肉組織に刺激を与えます。新陳代謝が活性化され、ケアが促進されます。

エピPointは通気性のある肌に優しい素材で作られているため、締め付け感がなく、装着時の快適性も高く、患部が過熱するのを防ぎます。エピPointは包括的なコンセプトにシームレスに適合し、ケアをサポートします。

肘サポーター：エピPoint

5ポイントパッドでピンポイントにアプローチして肘の内側または外側の痛みの原因をピンポイントで刺激します。伸縮性のある調整バンドを使用して右腕または左腕のどちらにも配置できます。

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